プロフィール

 自己紹介 : 近藤 清美(こんどう きよみ)

私は生まれは京都ですが、育ちは大阪です。なので 、 大阪弁でしゃべることがあります。もともとはおサルさんの母子関係の研究をしていて 、 山でおサルさんを追いかけていたこともあります。おサルさんの母子関係の研究で学術博士を取りました。

 その後,アメリカに留学し 、 アタッチメント(愛着)研究で有名なボウルビィ先生の孫弟子にあたる方に師事し 、 アタッチメント(愛着)について勉強しました。日本に戻ってきてからは 、 臨床心理士資格を取得し 、 保健所で働いたり 、 大学に奉職して相談室で 、 主として発達障害や親子関係で困っている方の相談に応じてきました。大学の教員として心理職の卵を育て 、 研究もしてきました。

 この度 、 縁あって長野県・原村に来ました。皆様のお役に立てることがあればと思い 、 相談室を開設することになりました。

 資格・認定

公認心理師(国家資格)

保育士(国家資格)

臨床発達心理士(一般社団法人日本臨床発達心理士認定運営機構認定)

臨床心理士(公益社団法人日本臨床心理士認定協会認定)

成人アタッチメント面接認定トレーナー

PEERS®トレーニング認定

Attachment-focused coding system(AFCS)トレーニング認定

VIPP(Video-feedback Intervention to Promote Positive Parenting)トレーニング認定

 経歴

大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了 学術博士

ニューヨーク州立大学ストーニィブルック博士研究員

東京都練馬保健所等 発達相談員

皇学館大学社会福祉学部助教授

北海道医療大学心理科学部教授

東京福祉大学心理学部教授

帝京大学文学部教授

東京都特別支援教育巡回相談員

八王子市保育所巡回発達相談員

ニューヨーク・アタッチメント・コンソーシアム Bowlby-Ainsworth賞受賞

 社会的活動

日本臨床発達心理士会幹事長

日本子育て学会理事長

白百合心理・社会福祉研究所理事

日本乳幼児医学・心理学会編集委員

日本臨床発達心理士会 研修委員会委員・編集委員会委員

日本臨床発達心理士認定運営機構 SV委員会委員

 主な研究業績

尾崎康子・近藤清美編著 「社会情動発達とその支援」2017年 ミネルヴァ書房

秦野悦子・近藤清美編著 公認心理師準拠「発達心理学」2020年 医歯薬出版

近藤清美 「子どものこころの安全基地を育てるーアタッチメントをめぐって:アタッチメント関係の生涯発達」教育と医学 No761 908-915. 2016年

Mesman, J.,他 27名の国際研究 “Is the ideal mother a sensitive mother? Beliefs about early childhood parenting in mothers across the globe” International Journal of Behavioral development. 40, 385-397.2016年

近藤清美 「発達障害とアタッチメント」こころの科学,198,Pp.56-59.2018年

Kondo-Ikemura, K. “Japanese mothers’ prebirth Adult Attachment Interview predicts their infants’ response to the Strange Situation Procedure: The strange situation in Japan revisited three decades later.” Developmental Psychology, 54, 2011-2015. 2018年

近藤清美 「アタッチメントの個人差」 チャイルドヘルス,22. 95-98.2019年

近藤清美 「幼児期以降の子どもの育ちと親子のつながり」 乳幼児医学・心理学研究 28巻2号,73-78. 2019年

近藤清美 「アタッチメント理論のわが国への適用」 教育と医学 68巻1号 12-20, 2020年

近藤清美 「わが国におけるアタッチメント理論を巡る問題」青少年問題67巻678号 2-9.2020年